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Ceis (ケーシュ)デビューCD「Wandering Aengus (ワンダリング・エーンガス)」(税込2500円) 代金引換の場合は2850円 order English 《Ceis》〜生山早弥香(アイリッシュ・ハープ) & AGATA(ヴォーカル、ケルティック・ハープ)〜による二台の魔法のサウンドとAGATAの夢幻のヴォイスによるケルトとイギリスの伝承歌集。英語歌詞日本語訳:船津 潔。 生山早弥香はハープ演奏に曲の魂をとらえつつ、スコットランドやアイルランドの音楽に心酔してきた。今、彼女はこれらの伝承曲の中から偉大な歌に注目する。それらの歌を日本語に替え、ケーシュは新たな聴き手と、より深き味わいを求める聴き手に向けて、信じられないほど見事な曲をくり広げている。(イギリスの音楽雑誌「The Living Tradition」の前編集長ピート・ヘイウッド) |
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MAIL ORDER LIST 2025-2(pdf) (4/25更新) 《営業中》 |
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CD pick-ups by船津潔(Kiyoshi Funatsu)
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(IRELAND/CD) DANU:The Pearl Album \3580(税込み\3938) 副題"Live In Celebration"。1995年結成のDanuの結成30周年記念の二枚組ライヴ盤。30周年に合わせて30トラック{54曲}収録。2000年作の彼らの二枚目"Think Before You Think"{1997年作の一枚目を聴いたのはかなり遅れて}以来、名実とものアイリッシュ・ミュージックのトップ・グループとして名を馳せ てきた彼ら。その熟達した音楽を矢継ぎ早に聴かせ、聴き手を手玉に取る。評価するのがおこがましく思えるほど。 前作よりMuireann Nic Amhlaoibhに代わって加入したコークのゲール語地域出身のシャンノース・シンガーのNell Ni Chroininのシンギングがこれまた素晴らしい。現役の全女性トラッド・シンガーの中でも屈指。 本作のバンド・メムバーはNell Ni Chroinin{リード・ヴォーカル、ティン・ホイッスル},Benny McCarthy{ボタン・アコーディオン},Eamon Doorley{ブズーキ},Oisin McAuley{フィドル、ハーモニー・ヴォーカル},Ivan Goff{イリアンパイプス、フルート、ホイッスル},Tony Byrne{アコギ},Billy Sutton{バウロン、マンドリン、ハーモニー・ヴォーカル}。アイリッシュ・ファン至福保証。2025作。Danu。 |
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(IRELAND/CD) FRIEL SISTERS:Northern Sky \2680(税込み\2948) 衝撃の前作"Before The Sun"からほぼ七年。ドニゴールがルーツのスコットランドのグラスゴーの女性アイリッシュ・トラッド・シンガー三姉妹{Anna,Sheila and Clare Friel}のFriel Sistersの待望の新作{三枚目}。 彼女たちのアイルランドの伝統歌や曲を古風で柔和で優美、かつ芯のしっかりしたシンギング{軽やかなリルティングを含む}とイリアン・パイプス、フルート、フィドルによる演奏は、軽やかで野太く、以前より増してアイルランドの巨匠たちの演奏を想わす風格があって、感涙。アイリッシュのグルーヴ感はトップ・クラスのバンドと肩を並べる。 本作ではカウンティ・ダウン出身のアイリッシュ・ギタリストのMarty Barryとドニゴール出身のブズーキ奏者のCathal O Currain{二人はデュオで活動中}がメムバーの一員で参加していて、二人の軽やかなギター&ブズーキが三姉妹のアイリッシュに彩りを添えている。ゲスト:Sean Og Graham。高品質CD-R。2024作12/30リリース。Friel Sisters。 |
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(SCOTLAND,IRELAND/CD) ALLT:Vol.II"Cuihne" 2350(税込み\2585) Julie Fowlis & Eamon Doorley{Danu}夫妻,Zoe Conway & John McIntyre夫妻のスコットランドとアイルランドのトラッド界を 代表するシンガー&ミュージシャン四人からなるスーパー・グループ"Allt"の二枚目。 本作は豊かなゲール語の詩の伝統を唄のインスピレーション源として、アイルランドのゲール語とス コットランドのゲール語の詩と曲を彼らが新たに編曲したアルバム。ゲール語のトラッド・アルバムとしてワンランク上のヴォーカル・ミュージックをJulie Fowlisのシンギングを中心に四人でたおやかに創り上げていて、熟達したケルティック・サウンドの演奏をともなって、その音楽は清く優美で深い。アイリッシュ&スコテイッシュ・ミュージックの傑作。2024作。Machair。 ※素晴らしいヴォーカル、上品な音楽性そして魅惑的な風通しの良いアレンジメント等あらゆる面で調和がとれている。{KLOF magより} |
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(SCOTLAND/CD) FIONA SOE PAING:Sand,Silt,Flint ¥2350(税込み\2585) アヴァン・フォーク{avant-folk}の実験家で歌手と自ら呼ぶFionaの本作は、2022年にデジタル・アルバムのみでリリースされていたアルバムのCD版。リリース後、幅広い批評家の称賛を受けたという。 スコットランドの有名なバラッド・シンガーのJohn Strachanと親戚関係にあることを知り、本作を創作。スコットランドのバラッドや古代の物語を題材にして、イマジネーション豊かに自己流に創作した夢想的音楽。 彼女のヴォーカルは夢うつつな表情で、電子音とチェロ、クラルサッハ、フィドル、ギター、クラリネット、ドラムスによるスコットランドの音楽を融合した音楽はとてもユニークで、別世界に誘われる気分。 ジャケットには唄の舞台になった地がスコットランド北東部の地図で指し示されている。2022年/2024作。CSFSPCD2024401。 ※疲れた冒険家や方向感覚を失ったタイムトラベラーにとって、ここはスコットランド北東部の風景、民間伝承、バラッドの伝統にインスピレーションを得た、ゆっくりと過ごし、耳を傾け、熟考し、休息し、息をつく場所なのです。{Fiona Soe PaingのHPより} |
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(BRITISH FOLK/CD,LP) LIZ OVERS:Nightjar(CD) ¥2350(税込み\2585) LIZ OVERS:Nightjar(LP) \4480(税込み\4928) サセックスの女性フォーク・シンガーのLiz OversはChalk Horse Musicのリード・シンガーで、その何年も前アトランティック・レコードと契約していて、業界に不満を抱き、10年間うたっていなかったという。その彼女は現在、フォーク・シンガー、民俗学者で、サセックスの音楽、民俗学、社会史に関するラジオ番組の司会者を務めているという。 "Cruel Sister"などトラッド曲4曲を含む本作は、1970年代のブリティッシュ・フォークの不可思議な魅 力の世界を旅するような感覚を抱かせる魅惑のブリティッシュ・フォーク。彼女は本作で自然、季節、伝説、幽霊、妖精などについてうたっていて、彼女のか細く今にも壊れそうな麗しいヴォーカルとNeill MacColl{Ewan MacCollの息子}とDavid Tomlinsの各種ギターの神経の行き届いた美麗な伴奏と人気のベース奏者Ben Nichollsの深みのある伴奏{Pentangle的色合いを演出}は独創的で完全無欠。Lizのオリジナル曲はどの唄も詩的で想像力に富んでいる。ピカ一。2024作。Liz Overs。 |
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(BRITISH FOLK/CD) CHRIS BRAIN:New Light \2580(税込み\2838) Chris Brainの三枚目。ギター弾き語りのフォークから彩りのあるフォークまで表現力の幅が広がっていて、それでいて、Nick Drake風だが、Chris Brainらしい健やかな唄の魅力も不変。全体的な印象は明るくなった印象だ。実際に太陽、光、影、夢、夜、星などの言葉が本作では歌詞によく出てきていて、自然現象に心遊ばせるSSWとしての独自の感性と英国フォーク・ギタリストとしての技量がさらに花開していて心躍らされる。 本作ではBert Jansh風なギターも披露しているが、アコースティックなギター・サウンドもその音を聴くだけで心洗われる。面白いのはChris自身が演奏するシンセサイザーが耳を疑うほどスティール・ギター風の音を出していること。Chrisのヴォーカルにそよ風のように寄り添うHannah Burgess & Zoe Cureのハーモニー・ヴォーカルも良いムードを創り出していて、夢うつつな気分。聴き流していて、これほど幸せな気分になれる音楽は滅多にない。2025作。Big Sun。 |
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(USA/CD) ERIC ANDERSEN:Blue River Live in Tokyo ¥2350(税込み\2585) EEric Andersenが2012年に日本で行ったライヴ。"Blue River"なムードが立ち上る鳥肌立つライヴ。音質もよし、ライヴの雰囲気もよし、Eric Andersenのヴォーカルもよし。プロデュースはEric自身。14曲。2012年/2025作。New Shot。 ※1972年の"BLUE RIVER"発売40周年を記念して2012年に東京で録音されたエリック・アンダースンの新しいライヴ・アルバム。 "BLUE RIVER"発売から40年後、日本の有名な会場であるビルボードライブ東京のステージに魔法が戻ってきました。美しい妻のIngeとイタリア人ヴァイオリニストのMichele Gazichを伴奏に、エリックは1972年のアルバムが当時も今も成し遂げたことに匹敵する鳥肌が立つようなパフォーマンスを披露。傑作は決して古びません。芸術は古びません。エリック・アンダースンが永遠の美を作り上げました。それは事実です! 東京のステージで、エリックは彼の膨大な作品の中からオリジナルの"BLUE RIVER"には収録されていない5曲を追加でうたうのが適切だと感じました。それらもこの14曲入りのCDに収録されています。(レコード会社の宣伝文より) |
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(USA/CD) ) TOM OVANS:When The Dice Began To Roll ¥2350(税込み\2585) ボストンの労働者階級の地区出身で、2000年前後に素晴らしいBob DylanスタイルのSSWアルバムを発表していたTom Ovansの1993年イタリアでのライヴ。 伴奏者はDoug Lancio{ギター},Bob Kommersmith{ベース},Lou Ann Bardash{ヴォーカル。Bob Dylan風のだみ声とアコギ、スライド・ギター、ハーモニカの伴奏とLou Ann Bardashのソウルフルなハーモニー・ヴォーカルは、初期Bob Dylan風のプリミティヴというかフォーク・ブルース色の濃いフォークだが、その味わいはDylanより濃密。その濃密さがむしろ彼の個性{オリジナリティー}になっている。 何かに取り憑かれたかのような彼の一途な唄の感動は言葉では言い尽くせない。ルーツ志向であり、かつ稀有な個性派SSWだ。全21曲。2025作。New Shot。 |
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(USA/CD) JAMES TALLEY:Live From The Vaults ¥2350(税込み\2585) オクラホマのタルサ出身のSSW、James Talleyの2002年イタリアでのライヴ。伴奏者はDavePomeroy{ベース},Mike Noble{エレキギター},Gregg Thomas{ドラムス}。Woody Guthrie作6曲とJ.Talleyの自作曲5曲の全11曲。 バンド編成だが、バンドは補助的伴奏で全編ギター弾き語りの味わい。Woody Guthrie/Bob Dylan直系のプリミティヴなフォークやブルースに根付いた彼特有の滋味豊かでいぶし銀の唄は本ライヴで最高潮。とりわけ本作はWoody Guthrieのナムバーを6曲取り上げていて、彼自身、自身の音楽のルーツに思いを馳せて丁寧に弾き語りしているように、渋く味わい深い。静かにJamesの唄たちに耳を傾けて聴き入る観客の空気感も一緒にお楽しみ下さい。2025作。New Shot。 |
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(USA/CD) DIRK HAMILTON:HALFsexLIVE ¥2350(税込み\2585) 2001年イタリアでのライヴ。全14曲。伴奏者はEric Westphal{ベース},John Powell{ドラムス}David Hammond{リード・ギター}。 Dirk Hamiltonのアルバムを聴くのは彼の3枚目"Meet Me At The Crux"{1978年作}以来。ライヴということで、彼のBob Dylanスタイルのアクの強いヴォーカルの復活を期待して耳を傾けた・・・。期待通りというか、それ以上というか、彼のアクの強いヴォーカルは健在なうえに、バンドとのコンビネーションはバッチリ。それはBob Dylanがギター弾き語りからフォーク・ロックに転身したときのフォーク・ロックのような真っ向勝負のフォーク・ロック。 ぼくなどはディランの伝記映画「名もなき者」で、ディランを演じる主人公がフォーク・フェスで罵声を浴 びる中果敢に貫いたフォーク・ロックを思い起こさせた。圧巻の全14曲。2024作。New Shot。 |
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(USA/CD) MATTIE SCHELL:Everything Means Nothing ¥2350(税込み\2585) 南部ロック〜スワンプ系の若き女性シンガーのMattie Schellの素晴らしいデビュー・アルバム。プロデュースは現在Luther Dickinsonとデュオで活動するブルース・ギタリストのJ.D.Simo。J.D.Simoは彼女のソウルフルなヴォーカルを南部ロック志向だが、音楽性はジャズやファンクやフォークなどアメリカ音楽的に幅広い音楽性を混ぜ込んで、今の時代のポジティヴなルーツロック・サウンドで下支えする。 そんな音楽を担ったミュージシャンはJD Simo{エレキギター、アコギ、バックグラウンド・ヴォーカル},Joe McMahan{エレキギター,ラップスティール},MJakob Baxter{エレキギター},Mark T. Jordan{エレキギター,ハモンドB3他},Todd Bolden{エレキベース、バックグラウンド・ヴォーカル},Adam Abrashoff{ドラムス},Nathan Gilberg{バックグラウンド・ヴォーカル}。 Mattie自身も二曲でエレキギターを演奏。 彼女はいわば南部ロックの申し子。若いがBonnie Raittクラス。2025作。Compass。 |
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(FINLAND/CD) NOUSE LUONTO "Lauluja Monimuotoisuudesta" ¥2350(税込み\2585) 本作のテーマは「北欧の生物多様性の歌」。その旗印のものに集ったフィンランドのフォーク・シンガー/ミュージシャンは、Frigg,Antti Paalanen,Kasvu,Maria Kalaniemi,Piia Kleemora,Disiree Saarela,Akkajee Annamaret & Maja Kauhanen,Anette Akerlund,Akkajee,Kimmo Pohjonen,Maria Kalaniemi & Maja Kauhanen,Yhteiskapple{以上演奏者順)。 本作はシンガー/ミュージシャンが入れ替わり立ち替わりな上に、無味乾燥なタイトルから想像されるよりも遙かに素晴らしい、フィンランドのトラッドの感動のアルバム。おそらくそれはテーマに賛同したフィンランド生え抜きのミュージシャン達が現時点での最高のパフォーマンスを披露していること。加えて初耳の、例えばAntti PaalanenやAkkajee Annamaret & Maija KauhanenやそのMaija Kauhanenが参加したヴォーカル・グループのYhteiskappleなどサーミ或はサーミ風シンギングが実に素晴らしく、彼らの土俗的な唄がコンセプト・アルバムとしての価値を高めているからだろう。フィンランドから素晴らしい音楽の贈り物。P22のブックレット{フィンランド語と英語}付。2024作。Nordic Notes。 |
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(FINLAND/CD) EMMI KUITTINEN:Surun Synty ¥2350(税込み\2585) フィンランドのカレリア地方とイングリア地方の歌唱スタイルを専門とするトラッド・シンガーのEmmi Kuittinenの2023年作。フィンランド音楽賞の"Emma Gaala"で年間最優秀フォーク・アルバムにノミネートされたという本作。アルバム・タイトルは「悲しみの誕生」の意。 三人のミュージシャン〜Antti Rask{ヴォーカル、ウクレレ、チェロ},Mimmi Laaksonen{ヴォーカル、管楽器、オルガン},Kirsi Vinkki{ヴォーカル、フィドル、ヨウヒッコ}〜との共演で、Emmiがリード・ヴォーカルを務める四人グループ{皆さんシンガー}の色彩が濃い。 本作「悲しみの誕生」はフィンランドの民族楽器の素朴な響きとEmmiの暗たんとしたシンギングは、本作のタイトルそのままの印象で、古き貧しき時代のフィンランドの家庭にタイムスリップしたかのよう。しみじみ感たっぷりで、何とも言えず心に沁みる。昔フィンランドに行ったときに滞在先の奥さんが「フィンランド人はメランコリックなのよ」と言っていたことを思い出した。Nordic Notes。 |
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(FINLAND/CD) PAUANNE:Joku Raja Rakkaudessakin ¥2350(税込み\2585) フィンランドのフォーク・デュオ"Pauanne"〜Kukka Lehto{ヴァイオリン、ヴォーカル、カンテレ、ニッケルハルパ、ノコギリ、サンドラム},Abdissa Assefa{キーボード、バッキング・ヴォーカル他}〜の三枚目。一枚目はフィンランドの音楽業界で最も権威のある賞であるエマ賞を受賞したという。 デュオだが、合計七名のシンガー/ミュージシャンが入れ替わり立ち替わり共演をしていて、音楽性は男女のシンガーをフィーチャーしたトラッド・グループのタイプ。 彼らは、前世紀に記録されたフィンランドとカレリア地方のアーカイヴ録音テープの古い曲を現代に甦らせる。男女のヴォーカルは古謡の響きを保持しつつ、伝統楽器と電子音等をミックスして創作した音楽は不思議なフィ二ッシュ・トラッドの世界を創り上げている。真新しくもあり、古くもある。2024作。Nordic Notes。 |