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CD pick-ups by船津潔(Kiyoshi Funatsu)
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(JAPAN/CD) *カンラン:大地のうた 税抜き\2000 長年三重県松阪で、北欧のトラッド・ミュージシャンやグループのコンサートを行ったり、交流も積極的に行なっているマルチ楽器演奏家の鳥谷さんを中心にしたトリオ、カンランの見事なデビュー作。事実、音楽は鳥谷さんの体の内側から自然に生まれていて、完全に血肉化しているし、Ayakoさのスウェーデンのトラッド・シンガー風ヴォーカル・スタイルも独自性を獲得していて魅力たっぷりだし、鳥谷さんの様々な楽器の、やや抑え気味のキラキラした味のある巧みな演奏もさすがだし、Karimさんのダラブッカの演奏も柔軟な底力を見せていて、日本人でありながら、北欧最前線のトラッド・バンドと肩を並べる音楽のクォリティーとオリジナリティーを誇っていて、ほぼ完全無 欠。北欧音楽&異種交配音楽ファン必聴。2012作。Karappo |
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(IRELAND/CD) *CATHY JORDAN:All The Way Home 税抜き\1490 Dervishを離れてどんなソロ・アルバムを作るんだろうと思っていたら、これはこれは泣ける唄の数々。伝統歌は11曲中6曲。家庭や故郷を想起させる、密やかで、滋味豊かな、Cathyのうたと仲間たちの心からの先鋭さを抑え込んだ暖かな演奏を聴けば、本作がCathyにとって特別なアルバムということが直感出来る。Cathyの柔らかな節回しは、もう絶品で、時空を超えた物語歌の世界へとそっと誘う。w.Eddi Reader,Andy Irvine,Michael McGoldrick,Roger Tallroth,Liam Kelly,Seamie O'Dowd,etc. 本作は亡き両親とSister{姉だろうか} に捧げられている。トラッド・ファンのみならず、SSWファンにも聴いて欲しい名作だ。2012作。Blix Stree |
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(IRELAND/CD) *NOREEN O'SULLIVAN:The Quiet House 税抜き\1690 売り切れました Frankie Gavinの妹のNoreenの目が覚める鮮やかな真正アイリッシュ・ティン・ホイッスル・ミュージック。Noreenの父親のJ.J.Gavinはパブを経営していて、Noreenは子供の頃、Sean&Frankieの兄らと階上に上がって、出演ミュージシャン達と過ごしていたという。幕開けとなる曲は父親のパブの常連だったフルート奏者のEddie Maloneyの"Eddie Maloney's"という曲だ。軽快なこの曲で気分が晴れやかになり、続く"Reilly's Greyhound"で早くも快速笛吹きで目を丸くさせる。次曲はホーンパイプでおどけたホイッスルで楽しませる。全曲紹介したいところだが、そんな訳にもいかず・・・。パブ・セッションを通してや、聴いてNoreenの体に染み込んだレパートリーを中心に鮮やかなホイッスル・ミュージックをあの手この手で楽しませ、堪能させる。アイリッシュ・テイン・ホイッスルのCDを一枚買うとしてら 本作が一番いい。素晴らしいだけではなく、奥が深いし、多彩なリズムに揺るぎがない。全ホイッスル奏者の最上のお手本。w.Frankie Gavin,Seamie O'Down,Richie Lyons,Hazlett Keers。2012作。Noreen O'Sullivan |
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(IRELAND/CD) *GERRY HARRINGTON:At Home 税抜き\1890 ケリー南部から登場のフィドラーのGerry Harringtonの本作は、泣けるほど渋い。彼の眼中にあるのは、Padraig O'KeeffeやJuliaClifford&Denis MurphyやJackie Daly等のシュリーヴ・ルークラの音楽とMichael ColemanやドニゴールのNeil Neilie等の100年近く前のフィドルの偉人の音楽。この渋さと味わいの力は物凄い。音楽というのは発散するばかりが能じゃない。彼は伝統音楽の細部を見つめ、演奏に全神経を傾ける。渋さの中に美しさのある見事なアイリッシュ・フィドル・ミュージックだ。細部を見つめている一つの証拠に、曲目解説に念がいっている。2012作。Gerry Harrington |
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(SCOTLAND,GERMANY/CD) *LITHA:Dancing Of The Light 税抜き\1890 ヤッホー!の"2 Duos"いや、"Litha"とグループ名を変えた"Litha"の硬軟、緩急、感涙&歓喜、加えて卓越した男女のヴォーカル&ハーモニー&演奏は、もう完璧。おまけにの朱っぽいオレンジ色一色のブックレットとディスクの意匠も名作に相応しい質。メムバーは、AaronJones{ヴォーカル、ブズーキ、ギター},Claire Mann{フルート、ホイッスル、ヴォーカル}、Gudrun Walther{ヴォーカル、フィドル、アコ},Jurgen Treyz{ギター、ドブロ、ヴォーカル}のスコットランドとドイツの組み合わせ。曲目はアイリッシュが半数近くで、ドイツのバラッドやKarine PolwartやNic Jonesでお馴染みのAnne Lister作"Icarus"等で、バランスの取れた演奏と歌唱は、アイリッシュをベースにしつつ、音楽をコンテンポラリーな域にまで高めている。彼らの音楽に一番近いトラッド・グループ、それはPlanxtyじゃないだろうか…。2011作。Arte |
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(SCOTLAND/CD) *BREABACH:Bann 税抜き\1890 売り切れました 本作で押しも押されもせぬスコティッシュ・トラッド・バンドにのし上がった紅一点のMegan Henderson{フィドル,ヴォーカル他}にJamesLindsay{ベース他},Calum MacCrimmon{バグパイプ、ホイッスル、口琴},James Duncan MacKenzie{バグパイプ、フルート他},EwanRobertson{ヴォーカル、ギター}のBreabachの目丸くする新譜だ。二本のバクパイプにフィドル、笛、ベース、ギター等が重層サウンドで渾然一体化して、上昇気流巻き起こすニュー・スコティッシュ・サウンドはもう圧巻。その圧巻さを支えるのは実は隠し味のベース・ギター。この低音リズムが重層感を堅固なものにしている。加えて、Meganの細くも芯のしっかりした野原の一輪の花的シンギングに胸キュン。僕の好きなKarine Polwartの"River Run"もうたってくれてます。2012年。Breabach |
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(SCOTLAND/CD) *RURA:Break It Up 税抜き\1690 スコットランドから飛び出した2011年の"The MG Alba Scots Trad Music Awards"授賞の若きトラッド野郎達のどでかいデビュー作だ。メムバーはJack Smedley{フィドル},Steven Blake{バグパイプ、ホイッスル},Chris Waite{ギター},David Foley{バウロン、フルート},AdamHolmes{ヴォーカル、ギター},James Lindsay{ベース}。彼らはデビュー作にして、ヴェテラン・スコティッシュ・バンドの風格。堂々として、気高く優艷な演唱を長々と聴かせたかと思えば、終盤、バグパイプ、ギター、フィドル、フルート、バウロン等がエネルギッシュに絡み合い、舞い上がる。その、スコティッシュ・スピリット溢れるグルーヴは凄い。終盤一気に螺旋を描きながら急上昇し、ラストのラメント涙させる。2012作。Greentrax |
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(ENGLAND/CD) *THE ALBION BAND:Vice Of The People 税抜き\1690 R.Thompson作"Roll Over Vaughan Williams"で新生・次世代Albion Band初舞台のノロシを上げるAshley抜きの{Ashleyは息子のBlair Dunlopにバンド名を移譲}Albionは、完璧にOld Albionから脱皮して新たなるAlbion Band音楽を創作していて、感動的。このエネルギーは70年代のFairportやSteeleyeのそれに近い。Blair Dunlop,Gavin Davenportそして紅一点のKatriona Gilmoreのシンガーのヴォーカルは、高潔なフォーク・ロック同様、皆、英国的に気高さがあって、これはもう感動的。ダンス曲を忘れないところが、Albionたる所以でもある。祝、新生・次世代Albion Bandのデビュー!2012作。Powered Flight Music |
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(ENGLAND/CD) *GRACE NOTES:20 税抜き\1690 売り切れました John Renbourn Group,Steve TilstonとのユニットのMaggie Boyle{ヴ ォーカル、フルート、バウロン}、Muckram Wakes,New Victory BandのHelen Hockenhull{ヴォーカル、キーボード、マンドリン}加えてLynda Hardcastleによる女性ヴォーカル・トリオの4枚目。シンガーにとってトリオという組み合わせは余程楽しいものなのか。他にもソロ活動後、トリオを組んで長期活動をしているシンガーを数人知っている。タイトルが「20」だから、もう20周年??かと思ったら、そんな訳はない訳で、ジャケットの絵のように大きな口を開けてうたった唄が20曲という意味だった。伝統歌は6曲。他はSteve TilstonやPeter BellamyやArchie Fisher等フォーク/トラッド系シンガーのナムバー。伝統歌の名曲"Two Sisters"など、Andy Irvineが編曲したヴァージョンを最後にくっつけ、バウロンのみの伴奏で、意気揚々とした"TwoSisters"を歌姫達が楽しむ。トリオで楽器を演奏し、うたう楽しさを知った歌姫三人の活動はさらに続くこと間違いなしだろう。2012作。Fellside |
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(ENGLAND/CD) *JACK McNEILL & CHARLIE HEYS:Two Fine Days 税抜き\1690 売り切れました Wow!!!!これ滅茶苦茶いい。Fellsideからの3枚目だが、BGMで聴き流そうと流し始めたら、一曲目からグググっと凄い見えぬ力で引き込まれた。Jackの思慮深く陰り感のあるヴォーカル、緩急そして陰影にも富み、ダンサブルなCharlie{この名で女性だよ}のフィドル&三日月夜ムードのハーモニー・ヴォーカル、加えてJackの打楽器的効果をも持たせた技巧的ギター、もう全てが魅力的で完璧。Excellent!!!参りましたね、この二人には。英国フォークの名盤誕生。2012作。Fellsides |
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(IRELAND/CD) *CIARA SIDINE:Shadow Road Shining 税抜き\1890 売り切れました アイルランドから大物女性SSWのデビュー。「この10年で最も才能あるシンガーの一人」、「Mary Blackを凌ぐ・・・」等絶賛のレビューをCiaraのHPで読むことが出来る。Ciaraの資質はGillian Welchに通じるアメリカのルーツ志向のSSWにMary Black他のアイルランド人女性シンガー特有のケルティックな優艷さを混ぜ合わせたような個性豊かなもので、味わいが深い。土臭く、骨太っぽくもあるのだが、唄そのものに魂が入っていて、内面から優艷さを放っているという印象だ。ある意味アイリッシュ・ソウルとでも呼べそうな歌心のある唄達だ。w.Steve Wickham{Waterboys},Paul Moore{Van Morrison Band},Justin Carroll{Van Morrison Band},ConorBrady{Toots And Te Maytals},Dave Hingerty{The Frames/Swell Season},Paul Byrne{ハーモニー・ヴォーカル},etc. 2012作。オランダMW |
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(UK/CD) *BAP KENNEDY:The Sailor's Revenge 税抜き\1890 Deluxe Edition限定盤の2枚組。これはもう抜群。アメリカン・ルーツ志向のアイルランド人SSWのBapの新作は、彼の音楽経歴と年齢と信頼出来る音楽性から、大いに期待していたが、その大きな期待を超える大人のSSWの味わいたっぷりな滋味豊かな唄が、渋く静かに心地よく流れてくる。齢を重ねたSSWのワビサビの旨みがじわじわと沁み出す。その旨みを当たらず触らず、そっと沁み出させるプロデューサーのMark Knopflerの手腕もお見事。MarkはBapの良さをよく解っている。 Jerry Douglasのラップ・スティール&ドブロも渋くて良い。w.Guy Fletcher, Richard Bennett,Ian Thomas他+Michael McGoldrickとJohn McCusker。二人はケルティックな哀愁サウンドを隠し味的に加味させている。こんなSSWアルバムとは滅多に出逢えない。2012作。Lonely Street Discs |
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(UK/CD) *STEVE TILSTON:The Reckoning 税抜き\1890 一聴と同時に「んんん、これぞブリティッシュ・フォーク!」とにんまり。ブリティッシュ・フォーク・ギター奏者として、かつシンガーとして大ヴェテランのSteveの本作は全て自作曲{2曲目"Nottamun Town Return"はあの著名伝統歌の焼き直しだが}。気高く繊細で、かつ気品のあるギターの響きとキリリっとして穏やかな唄は愛おしいほど美味。"Moonshine"の頃のBert Janschのヴォーカル&ギターの世界を思い出した。いやはやこんなお宝と出逢えるとは!Bert&Johnスタイルのブリテイッシュ・フォーク・ファンは至福保証。2011作。Hubris |
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(USA/CD) *RANDY BURNS:Still On Our Feet 税抜き\1490 Randy Burnsがライヴ会場で手売りで売っているR.Burnsのサイン入りスリム・ケースのCD-R。72年に発売された本作を聴くのは実は初めて。自分でも不思議なのだが、R.Burnsに求めていた孤独感やロマンティックさ{このタイプのも収録されているが、むしろなくてもいいと思うほど}より、バンドとの共演を春を迎えた鳥達のように愉しむ本作が大好き。R.Burnsの大ファンのタムボリンのスタッフのUさんも「これいいね!」と歩み寄ってきた。リアル・タイムで聴いていたら、どんな印象を持っただろう。自分のことだが、興味深い。全12曲。Wildcat |
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(USA/CD) *JOHN MALCOLM PENN:Hangtown Fry 税抜き\1690 知らないところに良いSSWがいるもんだ。1970年代初めから音楽活動をしているらしいから、僕と同世代だ。Guy Clarkに影響を受けたというJohnの唄は、実際、ギター・ピッキング鮮やかで、語り聴かせるスタイルで、G.Clarkを想起させる。JohnにはGuy+αの魅力を感じる。Johnはカリフォルニアの出身で、長年、西海岸のフォーク、カントリー畑で活動してきたシンガーだ。面白いことに、そうした西海岸的感性が音楽に微妙に反映されていて、ギターのサウンドやヴォーカルに陽の光が感じられる。そんな感じのJohnの唄は、良く練り上げられていて、たっぷり美味しい。全曲ギター系楽器の弾き語り。2012作。Blue Night |
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(USA/CD) *MAD BUFFALO:Red and Blue 税抜き\1490 カントリー・ロックは不滅を実感させるナッシュビルのSSWのRandy RiviereがヴォーカルのMad Buffalo。カントリー・ロックのスタイルだが、一つ一つの唄はRandyのSSWとしての持ち味が出ていて、むしろその各曲の個性がカントリー・ロック・スタイルの音作りをどこかカントリー・マンのロマンっぽい深みのあるものにしていて、Randyの唄の味わいも深まっている。聴いていて、他のアルバム、それも70年代のアルバムで聴いたことのあるようなドラムスだったり、ギターだったり、スティール・ギターだったり、マンドリンだったり、メロディーだったり、おおおっと、引き込まれることがちょこちょこ。老年カントリー・ロック・ファンの弱みにつけ込む悪い?バンドだ。w.Reggie Young,Chad Cromwel{NeilYoung Band},etc. Mad Buffalo |
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(USA/CD) *BETH McKEE:Next to Nowhere 税抜き\1690 売り切れました Wow!つい歓喜の叫びを上げたくなる滅茶苦茶最高のスワンプ。女性バックグラウンド・ヴォーカルといい、ブルース、ゴスペル、R&B等南部の 匂い濃厚な重量感ある南部ロック、そしてもう最高のBethのスワンピーなヴォーカル。素性はしらないが、Bethのヴォーカルも、一体感の あるロックもすべてが本物。Tommy Maloneのスライド・ギターも良い良い。Daughter Of Bobby Charlesとでも呼びたいスワンプ・ガール だ。レーベル名がSwampgirl Musicなんて出来過ぎだね。2011作 |
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(USA/CD) *JANIVA MAGNESS:Stronger For It 税抜き\1690 おおお、南部ロック?スワンプ?ブルース?何でも良いが、このオバサン・シンガーは骨太の南部ロックで、圧倒する。どこからこんなパワーが?! 録音地はカリフォルニアのようだが、録音地もバンド・メムバーが誰かもどうでもいい。バンドの連中の腕前が並外れていることは、聴けばわかるし、南部ロックやブルースやソウル・ミュージックを愛し、傾倒している演奏家であることもわかる。Janivaの渾身の唄とバンドの南部ロックが、ガツンと組み合って、感動の嵐。プロデューサーはDave Darling。誰、この人?2012作。Alligator |
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(USA{Traditional/Old Time/CD) *CAROLINA CHOCOLATE DROPS:Leaving Eden 税抜き\1890 売り切れました 前作"Genuine Negro Jig"がグラミー賞の栄冠に輝いたチョコレート・ドロップスの待望の新作。メムバーはRhiannon Giddens{ヴォーカル、バンジョー、フィドル、},Dom Flemons{ヴォーカル、ボーンズ、ジャグ、バンジョー、ギター他}そしてJustin Robinsonが抜け、Hubby Jenkins{バンジョー、マンドリン、ギター、マンドリン、ボーンズヴォーカル}が加入。いつもと変わらず、オールド・タイム・ミュージック、ジャグバンド、ブルース、ゴスペル等、白人、黒人音楽の差なく、古き良きアメリカ音楽{ルーツを追い求めてアフリカ音楽もあるが}を見つけ出してはその音楽の匂いや面白さをばっちりとキープ、或いは誇張して、彼らならではの手法で料理し、とびっきりの古き良きアメリカン・フォーク・ミュージックに仕立て直している。彼らの祖父母世代、そしてそれ以前のアメリカン・ミュージックの多種多様さとその面白さをこれでもか、これでもかと演唱してみせる凄い奴ら。Produced by Buddy Miller。2012作。Noesuch |
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(FINLAND/CD) *VARTTINA:Utu 税抜き\1890 売り切れました Varttinaを生で観た{話もした}のはもう21年も昔のこと。あの頃キャピキャピだったVarttinaもアラフォー世代の妖艶なお姉さま。これまで音楽の高みを目指してきた彼女らだったが、本作はそのベクトルが変わった。唄はコンテンポラリーだが、音楽は彼女らのルーツであるカレリア地方の伝統歌のスタイルに回帰する方向性を打ち出している。もちろん若い頃のキャピキャピさは薄らいではいるが、世界的視野で合唱のテクニックや音作りを会得、体得したプロとしての技量が聴かせる魔力を創り出している。言葉遊びや遊戯性の復権。彼女らはまた一つ大人になった。2012作。RockAdillo |
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(FINLAND/CD) *MARIA KALANIEMI・TIMO ALAKOTILA:Akero 税抜き\2090 売り切れました フィンランドを代表するアコ奏者のM.Kalaniemiと同じくフィンランドを代表するピアノ奏者のT.Alakotilaがコラボを始めたのは1991年のこと。この年はボクがはじめてフィンランドに行った年で、カウスティネンでMariaの演奏も聴いたし、紹介されて一緒に食事もした。髪型と容姿は今も変わらずだが、外見で変わったのは顔のシワの数だけ。アコの演奏は20年前は日の出の勢いの見事なアコ演奏をしていた。女房役には最高のTimoと組んだ本作は、フィンランド系トラッド一種独特なワビサビの世界。装飾音を多様し、変幻自在なアコ演奏はアートの域。それをサポートするTimoのアート感覚と懐の深い演奏がこれまた素晴らしい。魂の交感の域。Akero |
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(BRETAGNE/CD) *JOLIE VILAINE:Jardin d'Amour 税抜き\1890 ブルターニュのトラッド・シーン及びファンに衝撃の朗報。Jolie Vilaineは、あのブレトン・トラッド・シンガーの大御所のYann-Fanch Kemenerの女性版+αの魅力を持った女性トラッド・シンガーのVeronique Bourjorをヴォーカルに据えたニュー・トラッド・バンド。彼らの音楽はブルターニュの伝統性を中心に据え、ロックやジャズの勢いを持ち、挑戦的かつ革新的で、そのエネルギーがブルターニュのトラッドの新たな地平を切り開いている。他のメムバーは、SkolvanのYann-Fanch Perroches、ジャズ・ベース奏者のVincent Guerin、ジャズとトラッドのパーカッション奏者のJean-Francois RogerそしてSpontuのメムバーでギター奏者のErwan Berenguer。オクシタニアのRosina de Paira eMartinaの方向性が近いが、こちらの方が音楽性が緻密で洗練されている。比較するには古すぎるかな?2012作。Galad |
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(SPAIN/CD) *MARTA TORO:Viaje A Damasco 税抜き\1890 地中海を西端のジブラルタルから東端のシリアのダマスカスへと旅するイメージの地中海"夢想船旅"音楽。汎地中海音楽にラテン音楽風味を加えた夢想的かつオリエンタルな異国ムードの桃源郷音楽。Martaのヴォーカルは地中海の爽やかな潮風感が心地よい。地中海人の琴線に触れるどこが懐かしい音楽。Martaの自作曲になっている"Mother And Child"はBob Dylanの"I Shall beReleased"の盗作、盗作とは言わなくても、"I Shall be Released"を編曲した曲と誰もがわかる曲。では、良い船旅を!2012作。Several |
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(ASTURIUS/CD) *DUERNA:A Mansalva 税抜き\2090 "Prau Escenariu"という国際フォーク・ミュージック・コンペテイションで優勝のアストゥリアスの6人組ケルティック・トラッド・バンドだ。彼らが目指す音楽はオリジナルなケルト音楽。彼らに「ケルト」の意識のあるなしはわからないが、「ガリシアン・ケルト」風の音楽は、自国の伝統音楽に立脚した大衆音楽を目指していることが伺えるし、Estefaniaの女だてらの、大地揺るがすパワフルなシンギングとガイタをフィーチャーした上昇気流を巻き起こすサウンドは、実に頼もしい。彼らが第一線で活動し続け、同志向バンドが増えれば、アストゥリアスの「ケルト音楽」が注目される日も。2011作。Folka |
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(RUSSIAN JEW/CD) *NOEMI WAYSFELD & BLIK:Kalyma 税抜き\1890 ロシア系ユダヤ人歌手のNoemi嬢によるユダヤのフォークソング。収録はフランスはパリのアクースティ・スタジオ。Noemiのユダヤのフォークソングはこれまで聴いたユダヤ系女性歌手のフォークソングとは趣を異にする。タムボリンで選んだのは、大雑把に言ってワールド・ミュージックの線上の音作りが成されたものが多かったが、本作で聴くNoemiの唄は、例えばフランスのシャンソン歌手のような感情表現で、唄を操るようにうたう。Noemiは、人々がフォークソングに込めた悲しさ、貧しさ、寂しさ、苦悩、懐古等に身を寄せ、自身の唄としてうたっている。ウード、アコーディオン、ギター、チェロ、クラリネット等による伴奏はアラブ=地中海風だが、選り抜かれた最小限の音であるのと、とろーりと煮込まれ、シンプルな味になっているため、ことさらには感じずに聴き過ごしてしまう。これは深い味わいのある大人のイディッシュ・フォーク・ソング集。豪華60ページのブックレット。ハード・カバー仕様。2011作。Awz |
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(CABO VERDE/CD) *NANCY VIEIRA:No Ama 税抜き\1890 売り切れました カーボベルデの島唄のCDを聴くのは久し振り。「セザリア・エヴォラと瓜二つ」と聞いて、珍しく仕入れ。聴けば納得。その昔、インドネシアのクロンチョンという音楽が好きだった頃、その音楽のルーツはポルトガル音楽で、ポルトガル人が大航海時代に持ち込んだ兄弟の音楽がカーボベルデやブラジル{ショーロ}にあると知り、セザリア・エヴォラを知って、よく聴いていた。「ほんま、そっくり」。カヴァキーニョが波打つリズムを刻み、心はカーボベルデの砂浜へ。聴きながら、大航海時代に想いを馳せるのもいいかも。2011作。Harmonia |





































