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Ceis (ケーシュ)デビューCD「Wandering Aengus (ワンダリング・エーンガス)」(税 《Ceis》〜生山早弥香(アイリッシュ・ハープ) & AGATA(ヴォーカル、ケルティック・ハープ)〜による二台の魔 きた。 今、彼女はこれらの伝承曲の中から偉大な歌に注目する。それらの歌を日本語に替え、ケーシュ は新たな聴き手と、より深き味わいを求める聴き手に向けて、信じられないほど見事な曲をくり広 げている。(イギリスの音楽雑誌「The Living Tradition」の前編集長ピート・ヘイウッド) |
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(11/13更新) 《営業中》 |
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CD pick-ups by 船津潔(Kiyoshi Funatsu)
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(IRELAND/CD) *JUNE McCORMACK & MICHAEL ROONEY:Tobar an Cheoil ¥2350(税込み\2585) "Draiocht"のJ.McCormack{フルート}とM.Rooney{ハープ}夫妻の16年振りの新作で通算三枚目。副題"Traditional Irish Music On Harp And Flute"。Michael Rooneyはアイルランドで今最も活躍するアイリッシュハープ奏者の一人で、アイルランドでもまた日本でもファンが多い。収録数は14トラック。メドレーを曲に分けると23曲中12曲がM.Rooneyのアイリッシュ・スタイルのオリジナル曲。 M.Rooneyはかつてなくハープに没入した演奏を繰り広げていて、ハープの音色が印象に残る曲が多いが、ハープをフィーチャーした曲に限らず、優美な響きの曲が多い。加えて、アップテンポのデュエット曲での二人のリズミカルで流動的な演奏は、夫妻の演奏の初心に帰る演奏で楽しい。そう したアップテンポのデュエット曲はアルバムの始まりと終わりに収められていて、アイリッシュ・ジグから始まって、様々な音楽の旅をしてアイリッシュ・ジグで旅を終わる気分になる曲 構成になっている。2022作。DOORLA006 |
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(IRELAND/CD) *GOITSE:Rosc ¥2350(税込み\2585) 紅一点のシンガー&フィドラーのAine Mc Geeneyを擁するリムリックのアイリッシュ・バンド"Goitse"の新作。メムバーはAineに加えて、Alan Reid{バンジョー、ブズーキ他}、Colm Phelan{バウロン}、Conal O'Kane{ギター}、Tadhg O Meachair{アコ、ピアノ他}。前作"Ur"はASLR Celtic Music Awardsで"Traditional Album of the Year"賞受賞し、ヴォーカルのAineは"Female Vocalist of the Year" 賞受賞。 三年振りの本作だが、ゲーリーク・ソングを含むAineのシンギングは軽やかで哀感があって胸キュンで、女性アイリッシュ・シンガーとしては最上クラス。バンド演奏はAlan Reidのバンジョーがミソで、Aineのフィドルを含めて全員が一丸となってアイリッシュする中で、Alanのバンジョーが入ることで、音楽にゆったり感が生まれていて、アイリッシュ・ミュージックとして音楽的に深みを増している。アイリッシュのノリも凄いが、ホッコリもする。まさに職人技。ゲスト:Aoife Scott,Sean Og Graham,Padraig Rynne。2022年。Goitse. |
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(IRELAND/CD) *BRIAN HUGHES & DAVE SHERIDAN:However Long The Day ¥2350(税込み\2585) ティンホイッスル&イリアンパイプス奏者として絶大な人気を誇るBrian Hughesと数々のアイリッシュのレコーディングに参加してきたフィドル奏者のDave Sheridanの初デュオ・アルバム。 イリアンパイプスとフィドルの共演はアイリッシュ・ミュージックの中でもアイリッシュ魂が感じられる組合わせだが、名手二人によるティンホイッスル&イリアンパイプスとフィドルの共演はスムーズに調和していて、音楽的にはBrianのすこぶるアイリッシュな演奏をDaveが引き立たせるタイプの曲とDaveの温和なフィドルをBrianが静かに引き立たせるタイプの曲とが混在。阿吽の息による緩急自在なアイリッシュの妙技の連続は、超職人技。 本作は二人名義だが、実際はマンドチェロ&ギター奏者のBrian O Briainがほぼ全曲で参加していて、彼の伴奏力はツボを得てお見事。アイリッシュではないが、スコットランド国家の候補にも上がったRobert Burns作"A Man's A Man For A'That"は高らかに響くティンホイッスルの音が心打つ。その曲からアイリッシュ・ジグに移るスリルは絶妙。2021作。Brian Hughes & Dave Sheridan |
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(ISLE OF MAN/CD) *RUTH KEGGIN & RACHEL HAIR:Lossan ¥2180(税込み\2398) マン島の女性ゲーリック・シンガーのRuth Kegginの新作はスコットランド屈指のスコティッシュ・ハープ奏者でマン島ハープ音楽の第一人者のRachel Hairとのコラボ。ちなみにRachelのご主人のAdam Rhodesはブズーキ奏者でマン島のトラッド・バンド"Barrule"のメムバー。 マン島のクリスマスの子守唄{伝統歌}のメドレーで幕開けする本作は、RuthのシンギングもRachelのハ ープ演奏もマン島の音楽への深い愛情と敬意のうえに気高くかつ優美に演じられていて、ケルト圏トラッド・アルバムの中でも、また「ヴォーカル・ウィズ・ハープ」の音楽の中でも最良の一枚であることは疑いない。 極上ゲーリック・シンギングとスコティッシュ風気品あるハープの阿吽のコラボで丁寧に紡ぎ出されるマン島発ケルティック・ミュージック。そのケルティックな美しさと精神性の高さはこの上なし。ゲスト:Adam Rhodes{ブズーキ},Adam Brown{バウロン},Isla Callister{フィドル}。2022作。March Hair |
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(SCOTLAND/CD) *EABHAL:Aisling ¥2180(税込み\2398) スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島を拠点に活動する若き二姫三太郎のスコティッシュ・トラッド・バンド"Eabhal"の二枚目。 リード・ヴォーカルを務めるKaitrin Ross嬢のヒラヒラと蝶が舞うような軽やかなゲール語と英語のシンギングは天下一品な上に、フィドル、アコ、ハイランドパイプス、フルート、ホイッスル、ギターによるスコティッシュ・トラッド色濃厚で緩急自在かつセンス抜群な音楽も天下一品。そして何よりの魅力は、Kaitrin嬢のシンギングもバンドの音楽も気分爽快になるほど若々しくて溌剌としていること。 彼らは地元の数々のフォーク・ミュージックをとびっきりのセンスと演奏力でブラッシュアップし、トラッド音楽最前線に立つのスコティッシュ・トラッドを見事に創作している。ゲール語のアルバム・タイトル"Aisling"は「夢」の意。2022作。TBS06 |
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(ENGLAND/CD) JACKIE OATES:Gracious Wings ¥2350(税込み\2585) ホスピスで音楽心理療法士の資格を取り、末期患者に唄をうたう医療活動をしているJackie Oatesの新作で通算八枚目。彼女は数年前に父親を亡くし、今母親は認知症を患っているという。 "Voice Of The People"のアルバムで聴いたというトラッド曲"When I Was A Fair Maid"で軽快に幕開けする本作は、何かもの悲しい。Jackieのシンギングもフィドルもまた共演者達の各楽器もゲスト・シンガー達のシンギングも、ナチュラルに英国トラッド調を帯びて滋味豊かで、人の心に寄り添うように優しい。トラッドではないが、ラストを飾るTom Waits作の"Time Time Time"は心にしみ渡るほどで、他のトラッド曲と違和感なく収まっている。Jackieのアルバムの中で、最も「しみじみ感」のあるアルバムになっている。 共演はJohn Spiers{メローディオン、コンサーティーナ、ヴォーカル}、Jon Wilks{ギター}、Mike Cosgrave{アコ、ピアノ、ギタ ー、マンドリン}、John Parker{ダブルベース}、Megan Henwood{ギター、ヴォーカル}、Simon Emmerson{ギター、ヴォーカル}、Tom Crook{ヴォーカル}、Richard Evans{マンドリン、ホイッスル}。2022作。Needle Pin |
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(ENGLAND/CD) JULIE JULY BAND:Wonderland ¥2180(税込み\2398) Sandy Dennyファン必殺のデビュー作そしてFairportやSandyから脱皮し、堂々たる英国フォーク・ロックを体現してみせた二枚目"Lady Of The First Light"。三枚目にあたる本作は二枚目の延長線上、言い換えればフォーク・ロックの王道路線上だが、清々しくかつ愁いのあるJulie Julyのヴォーカルは脂がのって益々快調だし、バンドの演奏は主に60年代後半以降世に出たフォークロックを栄養分として、その音楽性の幅でスケールを増し、彼ら独自のポジティブで清新かつ貫禄十分なフォーク・ロックを体現していてお見事。押しも押されぬ横綱級フォーク・ロックだ。2022作。Aurora Folk |
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(ENGLAND/CD) ASHLEY HUTCHINGS:More Songs From The Shows ¥1980(税込み\2178) 近年Ashley Hutchingsが少人数のミュージシャン達と行ってきたコンサートから2016年{From Psychedelia To Sonnetsのタイトルで5曲、2017年{The Beginnings Of Fairport Conventionのタイトルで"Crazy Man Michael"他全3曲},2019年{Dylancentric On The Isle Of WrightのタイトルでDylanの曲3曲},2022年{Paradise And Thornsのタイトルで4曲}のライヴから全15トラック。Ashleyのもとに集まったミュージシャンはBecky Mills,Ruth Angell,Blair Dunlop,Ken Nicol,Guy Fletcher,Ani McNeice,Gerry McNeice,Jacob Stoney。 終始和気あいあいな雰 囲気。英国フォーク調のなかのディラン・ソング三曲はすっかり米国フォーク調。唄は女性シンガー中心だが、Ashleyがうたうディラン・ソングは味がある。ラストはAshleyと息子のBlair Dunlopの共作"Thirty-two Years And A Lifetime"。このわが人生を振り返る唄をAshleyはギターの弾き語りで肩肘はらずにうたっている。2022作。Takling Elephant |
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(UK{Singer&Songwriter}/CD) *CHRIS BRAIN:Bound To Rise ¥2180(税込み\2398) CDを収めただけの簡易ジャケット仕様ということを忘れてしまう英国の若きSSWのChris Brainの心惹かれるデビュー・アルバム。 John Martyn,Nick DrakeそしてJoni MitchellのようなSSWの唄からインスピレーションを得たというChrisの唄は、彼がギターを爪弾き奏で出す美しいメロディーも彼のおだやかでたゆたふようなヴォーカルもNick Drakeを想起させるもの。違うのはChrisの方は自然好きで健やかなこと。唄のテーマも自然や野鳥や心象風景など。木々などの深緑の中で夢想しながらギターを爪弾き唄をうたっている感じなのだ。 Nick Drakeのギター語り版的音楽に乱れがないから、落ち着いて聴いていられるし、どこかで聴いたことのあるようなフレーズにニンマリもする。ボーッと寝そべって聴いていたい。ゲスト:Simon Walker{ピアノ}、Mary Jane Walker{ヴァイオリン}。2022作。Big Sun |
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(UK{Singer&Songwriter}/CD) *KATIE SPENCER:The Edge Of The Land ¥2180(税込み\2398) 本作が二枚目という東ヨークシャーの女性SSWのKatie Spencerの二枚目。 半世紀も経ってもなお息づく70年代ブリティッシュ・フォークの香り。すこぶる英国的フォークギターを爪弾き、自然体でゆったりをうたう彼女の音楽はまねごとではなく、70年代ブリティッシュ・フォークの心髄的美しさと陰りのある抒情をかぐわせている。 プロデュースはKatie本人とJacqui McShee's PentangleやJohn Martyn Bandに参加していたSpencer Cozensの共同プロデュース。もう滅茶苦茶素晴らしい。2021作。Lightship |
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(USA/CD) *EAGLES:Live,Houston Texas 1976 税込み¥2890 1976年11月6日にテキサス州ヒューストンのThe Summit"で開かれたEaglesの二枚組ライヴ。音源はFMラジオ。クレジットには全17曲の曲名が記載されているが実際には"Disc 1"が7曲、"Disc 2"が8曲の計15曲。しかも収録曲はクレジットの記載通りではない。例えば"Disc 1"の一曲目は"Hotel California"の筈だが、"Disc 2"に入っている。 メムバーはGlenn Frey,Don Henley,Don Felder,Randy MeisnerそしてJoe Walsh。Joe Walshが参加してパワーアップしたEaglesのパワー全開の白熱ライヴ。そんな中Eaglesの四枚目"One Of These Nights"収録の名曲"Lyin' Eyes"{"Disc 1"の二曲目の筈が六曲目収録}は本来の?Eaglesの雰囲気が出ていてほっこり。歓声もひときわ高い。1976年/2022作。Timeline |
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(USA/CD) LITTLE FEAT:Live In Boston 1975 税込み¥2890 1975年10月31日にボストンのOrpheum Thetreで開かれたLittle Featの二枚組ライヴ。イントロダクションを含めて全24曲。Little Feat音源はFMラジオ。メムバーはLowell George,Bill Payne,Paul Barrere,Sam Clayton,Ken Gradney,Richard Hayward。 Little Featはやはり別格。"Long Distance Love","Dixie Chicken","Willin’"{曲の途中でメムバー紹介},"Sailin’ Shoes"・・・懐かしの名曲が次から次。聴きながら手に汗握ってしまった。元気もらえるよ。1975年/2022作。Timeline |
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(NORWAY/CD) *SYNNOVE BRONDBO PLASSEN:Hjemve ¥1980(税込み\2178) シンガーSynnove{1996年生まれ}の故郷はノルウェー東部のオスターダーレン地方のフォルダル村。本作は彼女がアーカイブ録音、楽譜。口頭伝承などを通じて収集したフォルダル村の曲を主に打楽器のリズムを伴奏にアカペラでうたったもの。 曲数は全曲21曲にも及ぶが、どのシンギングも軽やかにリズミカルで、ノルウェーのトラッド・シンギングの香りが高く、最良の北欧トラッド・シンギング・アルバムとして結実している。これほどノルウェーのトラッド・シンギングの魅力と味わいが凝縮されたアルバムは聴いたことがない。シンギングが自然体なのがまた素晴らしい。失礼ながらSynnove嬢はかなり大柄。2021作。Heilo |